4月の谷川岳・植物編(トクワカソウ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・マルバマンサク) - 【片手よつこのてくてく山歩き】
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4月の谷川岳・植物編(トクワカソウ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・マルバマンサク)

平成30年4月29日(日)

淡い色のイワウチワ
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イワウチワについて調べるうちに、どうやら変種のトクワカソウというイワウチワが
存在することが分かった。

北陸から近畿地方に、トクワカソウと呼ばれる近縁種が分布しているようです。
谷川岳は関東と北陸を分ける分水嶺(中央分水嶺)。
イワウチワとトクワカソウが混在していても不思議でない。
両者は葉の形で区別できるそうだ。

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この葉を見た感じではトクワカソウに近い気がしますがどうでしょう。

変種を見分けるポイントは葉になります。 
トクワカソウの葉の基部(葉柄との接続部分)の形状は
「円形〜くさび形、時にわずかに心形」
葉は光沢があり、イワウチワのようなハッキリした白い葉脈がみられない。

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どうも、葉のポイントからして、やっぱりトクワカソウに近い感じがします。


と疑問が生じてきましたので、愛読書「山に咲く花」<山渓ハンディ図鑑2>にて
調べてみました。
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というわけで、図鑑を見る限りでは、谷川岳のイワウチワはトクワカソウだと判定。
改めて別の写真も見てみましょう。

このトクワカソウは、葉が赤く染まっています。
これも谷川岳特有の変種だと思います。
上越国境の山々は蛇紋岩からなっているので
その蛇紋岩成分によって、他の植物の葉も良く赤くなる事が多いのです。

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ただし、区別しにくい個体もあるので、判断したい場合は「花」より「葉」を
よ~~く観察してこないとダメですね。




ショウジョウバカマも咲き始めていました。
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雪のない岩場付近ではこうした高山植物に出会えます。



そしてビックリしたのがマンサクの木の多さ
谷川岳にこれ程マンサクがあったとは知りませんでした。
マルバマンサクです。
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花の直径は1cmほどで、すごく小さいです。
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日本海側の葉の先が尖らない変種のマンサクをマルバマンサクと言います。
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これは終盤なのでしょうか?
それとも違う品種なのか?
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赤い部分が見られないですね。

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※谷川岳登山編の山行記事はこちらをクリック
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