庚申山・なんとか間に合ったコウシンソウ - 【片手よつこのてくてく山歩き】

庚申山・なんとか間に合ったコウシンソウ

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国の特別天然記念物「コウシンソウ」(絶滅危惧種Ⅱ類/VU)タヌキモ科ムシトリスミレ属<食虫植物>
の自生地として知られている
庚申山(1892m)へ行ってきました!
1890年に三好学により栃木県の庚申山で発見され、山の名前をとってコウシンソウと命名されたそうです。

例年では6月に見られるとされる「コウシンソウ」
本当は6月18日又は6月25日辺りに行くつもりだったが
何しろ足を痛めたせいで延期になってしまった。

今日は7月2日(日)
もう咲いていないかもしれない・・・が
今年は全体的に花が遅れているので
僅かな希望を持って足を運んだ。

天気予報では曇りのはず・・・・なのに
ワイパーを高速で運転している私・・・
本当にこの雨は止むのか?

どう見ても山に行く天気ではないΣ(ω |||)

車を走らせる事2時間
駐車場に着いた

奇跡だ!
駐車場に着いたと同時に雨が止んだ!\(^o^)/

青空まで見えてきた!o(^▽^)o
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今日のコース
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かじか壮は改修工事のため休館となっております。
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改装工事の脇を通って行きます。
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林道は一般車両は侵入出来ません。
ここから長~い林道が始まります。
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歩きはじめて間もなく「ツリフネソウ」
紫色のツリフネソウは以前撮影した事があるが
黄色いツリフネソウの撮影は実は初めて。
今日は時間のかかるコースなので、コウシンソウを見つけるまでは
なるべく他の花は見ないようにと心に決めて歩いたが
やはり気になってしまう(^^;)
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今度は「ワルナスビ」
オオマルバノホロシ
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よそ見をしている場合ではないのだ
先を急がねば

わ~お!
このところの長雨で崩れたか・・・
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良く見ると「ハチジョウイタドリ」に似たような花がついていた。
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更に昔使用していたのではないかと思われるゲートあり
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「坑夫滝」とあるが、何も見えない・・・
滝の音だけが聞こえる・・・
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「天狗の投石」
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「よつこの投げ石~とりゃ~っ!」っと投げてみたら
全く飛ばなかったΣ(ω |||)
悔しいので5~6回投げてみたが、木に当たったり、上に投げ過ぎて
足元に戻ってきたり・・・
やはり天狗には敵わない・・・

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投げ石はそこそこにして、早く歩かなくては
と、思っていると「ウリノキ」発見!
この花を見たくて観音山まで何度も足を運んだのに
こんな所にもあったのね~(^^;)
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急いでいるためいつまでもピント調整している場合ではありません。
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まずは「一の鳥居」に到着
ここでようやく林道は終了です。
この林道4kmとの事・・・長っ!

そして、山頂まで3.6km
庚申七滝は帰りにしよう
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整備の整ったトレイルは、森林浴には持って来いの歩きやすい登山道
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まるで「チャツボミゴケ公園」のようです。
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と、ここまでは天気が良かったのですが・・・
雨が降ってきました(><)
あ~仕方ないレインウエアを着るか・・・


この先、猿田彦神社跡に到着するまでの間には、数々の名所旧跡がある。

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伝説の鏡岩
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夫婦蛙岩
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実は反対側から見た方が、それらしく見える
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こういう場所には決まって石が積んであるが
私はいつもスルーしていた。
しかし、「夫婦円満」と書いてあったので
帰路で珍しく石を積んできた。


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猿田彦神社跡に着いた
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どうやらここが「お山巡り」の分岐らしい
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お山巡りの案内図
「雨の日は危険なのでお山巡りは中止して下さい」と注意を促している。
こういう場合は私が行こうとしても、大抵主人が止めに入る役割をしているが
今日は主人が調子が悪くて来られなかった。
止める人がいないと、行ってしまうのが私の性分なのだが
さっき、夫婦蛙岩の辺りでストックが石に挟まり一瞬抜けなくなった。
その時に何故か主人に「止めておけ」と言われた気がした。
なので、お山巡りはせずに素直に庚申山荘の方へ行った。
この事があったので、帰路で「夫婦蛙岩」に石を積んだのだ。
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庚申山荘に着きました!
空はまだガスっていますが、雨は止みました^^
ここでレインウエアを脱ぎます。
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休憩がてら庚申山荘の裏に回ってみると
クリンソウの群生!
まだ間に合った\(^o^)/
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真上から覗き込んだクリンソウ
クリンソウって九輪じゃないの?
いっぱい花がついている。
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クリンソウを見ている間に、ガスが消えた!
青空再来!
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ヨッシャ~!
ヤッター!
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山頂の方向を示しているけど
山巡り?
あれ?「お山巡り」の分岐はさっきあったはず?
ちょっと不安になり、この辺で右往左往するが
これで合っているようだ。
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ん~ん・・・
なんとも言えない荒れた感じが・・・
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遠くに滝が見える
この沢を登っていくみたいだ
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滝まで来たら、滝の後ろの岩にピンクの花が見えた!
コウシンソウか?
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近づいてみる
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コウシンコザクラだ!
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うわ~(((o(*゚▽゚*)o)))
これもまだ間に合ったんだあ~
嬉しいなあ~
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しかし、さっき庚申山荘でレインウエアを脱いできてしまった事を後悔する・・・
滝の裏に回り込んだので濡れてしまったΣ( ̄。 ̄ノ)ノ


あっ!
「クワガタソウ」見っけ^^
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ウワバミソウもあった
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ちょっとだけ咲いていたウワバミソウ
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これはなんだ?
岩場に生えているので、こういう向きです。
写真を縦にするのを忘れたわけではありません^^
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この滝の先はどっちに進んだらいいのか良くわからなかった。
滝を正面に見て左方向なのだが、分かりにくい・・・
人が写っていないとピンとこないので、仕方なくマーカーラインを引いてみた。
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その先は、かがまないと頭をぶつけてしまいそうな岩の横を通ります。
なんとなく妙義山に似ていますね。
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分岐があったが、どちらに行っても同じ場所に出るだろうと思い
右に曲がったらこんな岩壁に出たΣ(゚д゚|||)
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でも、おかげでサルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)を見る事が出来た(*゚Q゚*)
コケの一種のようだが、寄生している訳ではない
付着しているだけで、たまたまそこにある枝などに引っかかっている。
時に地面に落ちていたりもする。
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これは「ウツギ」の木に引っかかっているだけ。

あ~
へんな所に登ってきてしまったので、下りが大変だ
やはりさっきの分岐は左へ行けばよかったのか・・・
下の方に続きの道が見えるが土砂で寸断されている。
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あ~~~笹が出てきた(><)
露でまだ濡れている・・・
レインウエアのズボンだけでも履こうかなと迷いつつも、そのまま進む。
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「南総里見八犬伝」?
ん?「つりがね岩」・・・
私の歩いている道は本当に「お山巡り」ではない方の道で間違いないのか?
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またハシゴ出てきたし・・・
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登って振り返るとこんな感じ
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おやっ?
これはピンク色のツクバネウツギ
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ミヤマカラマツが多くなってきた
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大きな岩だ
名前があるようだが、ネームプレートの文字は古くて消えていた。
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大きな岩を遠くから見るとこんな感じ
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また沢歩き
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そしてまたハシゴ
今度のハシゴは大変だ!(;゜0゜)
宙に浮いているぞ!
下の足場になりそうな木は濡れていて滑るので危ない!
岩も濡れているし、そもそも最初の1段目、高さがありすぎて私の足届かないよ?(><)
参ったなあ~
もう、しっかり摑まって反動つけて勢いで登った!
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今度は何だ?
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「一の門」だ
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そして、やっと「お山巡り」との分岐に着いた!
あ~、やっぱりお山巡りではない方の道で合ってたんだと確信した瞬間
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お山巡りの方を覗き込んで見た
大きな岩が口を開けて待っているようだ
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分岐を過ぎたら「ズダヤクシュ/喘息薬種」を見つけてしまった!
これは花が小さくて、まだ1枚もちゃんと撮影出来た事がない
見つけたら今度こそは!と思っていた花だ^^
ヨッシャ~!撮れたぞ~(*≧∪≦)
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結局こうして他の花の撮影もしてしまうので
どんどん遅くなる(^^;)

大胎内
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かなりスリリングな道だこと(^^;)
このように岩壁の基部に従ってトラバースぎみに登って行く場所が多い
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ヤグルマソウも、このような切り立った岩壁に生えている。
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サラサドウダンツツジもまだ見る事が出来た^^
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コウシンコザクラも沢山あるが、肝心のコウシンソウの姿はまだない
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まだ山頂にも辿り着かないのに12:00になってしまった。
お腹も空いたのでこの展望の良い場所で昼食タイムにしよう。
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丁度、昼食を食べ終えた所で、男性ハイカーさんが登ってきた。
「コウシンソウありましたか?」と聞かれ
「まだ見つかりません」と答えると
「山頂の下の右側の岩壁にあるみたいですよ」と教えてくれた。

休憩も終えたところだったので、同じペースで登ることに。
先を進む男性が、一度は見て通り過ぎた岩壁をあとからもう一度見たら
「あった~~~~~っ!」
「あったよ~」と呼び戻す。

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虫を捕えた葉
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花茎は普通は1株に1本だが、たまに二股に分かれている個体もある
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登山道を右に少し反れて、踏み跡を追って入ると
日陰になっている岩壁一面に咲いていました。
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花の色が薄くて小さいので、なかなか一面に咲いているようには撮影出来ないのが残念です。

レッドデータブックでは栃木県と群馬県に自生している事になっているが
庚申山が群馬県にも跨っているので、そう記載されているのだろう。
実際には栃木県側が登山口なので「栃木県の花」という印象です。

いや~見る事が出来て感動です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

二人で真剣に撮影していると、山頂から少しご年配の男性ハイカーさんが下って来ました。
「コウシンソウ、ここにあるんですけど見ましたか?」と聞くと
どうやら気が付かないで山頂まで行って来たと言う事で
三人で撮影開始^^


いや~、みんな見る事が出来てよかったね~\(^o^)/


最初に一緒にコウシンソウ探しをした方は
ロッククライミングもするそうですが、最近「花」に目覚めたそうなんです^^


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山頂まではご一緒させて頂き、私はすでに昼食を済ませていたので
先に下山しました。
山頂の先に展望の良い場所があるようなので、その方はそっちの方へ行きました。


下山開始すると、さっき私が昼食タイムした場所で
今度は別の男性ハイカーさんが登って来ました。
「もう少し上の方にコウシンソウありましたよ」と教えてすれ違いました。

時間が押しているので急ぎます
庚申山荘まで来ました。

(途中で、花に目覚めたロッククライミングハイカーさんには抜かされました(^^;)

復路で気が付いた「ウスユキソウ」
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庚申山荘でトイレをお借りし
休憩していると、山荘から管理人さんが出てきました。

「コウシンソウは、まだ咲いていたかい?」
「咲いていましたよ」

もうこのキーワードだけで会話が成立します^^

管理人さんは、この4月から山荘を任されているそうです。
片手の私が山頂まで行って来た事に驚かれていました。
なぜなら、つい最近片手のハイカーがいたようで
その人は登れなくて途中で引き返してきたそうです。

そんな話をしていたら、ついつい時間が経過してしまい
庚申山荘の管理人さんと仲良くなったところで下山です。


あら?
私より後から登ったはずの男性ハイカーさんがいる。
庚申山荘で話し込んでる間に抜かされたようだ(^^;)

休憩中だったので今度は私が追い越す番です^^

「ところでコウシンソウ見ましたか?」
「あっ、ブルー色の服の男性が教えてくれました」
あ~、花に目覚めたロッククライミングハイカーさんが教えてくれたんだね^^

じゃあ、今日出会った人はみんなコウシンソウを見つける事が出来たというわけだ
めでたし、めでたしo(^▽^)o

しかし、距離が長い・・・
疲れて来た、まだおにぎりが1個残っていたので休もう
今日の「おにぎり」は新作なんですよ~
山にピッタリのおにぎり用の「混ぜごはんの素」
その名も「栄養チャージ・スポめし」
野菜ミックスと、とりそぼろミックスの2種類あり
さっぱりレモン風味でバッチグーです♪
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ぜひお試しあれ^^


で、おにぎり食べていたら、また追いつかれ
丁度、帰りに「庚申七滝」を見ようと思っていたので
「一緒に見ますか?」と

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滝の近くまで行ける階段は、すべて通行止めになっていて下りる事は出来ないようです。


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庚申七滝を見たので、あとはまた長~い林道だ(^^;)

庚申山荘の管理人さんの車が「一の鳥居」の駐車場に停めてあった。
「いいなあ~車」とつぶやくと
一緒に七滝見物をしたハイカーさんが
「いや~、私も実は自転車を持ってきてまして・・・」と
え~~~っ!
歩くのは私だけか(^^;)

自転車ハイカーさんにスーっと抜かされて
トボトボと歩いていると
また「ヘビ」だ!ギャー!
今年に入ってこれで4匹目だ(><)
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うっかり木の枝と思って踏みそうになったΣ(ω |||)
今日のヘビは一段と気持ち悪い・・・


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イケマ(生馬)/ガガイモ科


足も痛くなってきた(><)
「あ~自転車いいなあ~」と思いながら駐車場まで戻ったのでありました。

今日の山行時間は全く参考になりませんよ(^^;)
登り:5時間36分
下り:4時間40分

距離はおよそで往復15.2kmくらいでしょうかね~

私より先にスタートした3人組のパーティがいましたが
すれ違わなかったので、おそらくクラシックルートへ行ったのでしょう。

トレイルで3人のハイカーさんとお話ししたり
庚申山荘の管理人さんとお話ししたりで、とても楽しい山行になりましたo(^▽^)o

出会った皆さん、ありがとうございました\(^o^)/

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ムラサキシキブの花
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コメント

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素晴らしい!

亜高山や高山の花が咲いている素敵な山ですね、厳しさもあるが癒される山だと思います。

コウシンコザクラ・・・可愛い!、我が地方は白山コザクラやイワザクラです、形も花もよく似ています。
コウシンソウ、愛らしい花ですね、初めて見ました。

羨ましや・・・花巡りの登山。

Re: 素晴らしい!


marukeiさんへ

本当に素晴らしい山でした。
想像していたより厳しい道でしたが
その分、花達に癒されながらの良い山旅が出来ました^^

コウシンソウ
ただただ、それを見たくて行ってきました。

No title

絶景、珍しい山野草、山での皆さんとのふれあい ありがとうございます。
でも危険いっぱいですね。気を付けて山行してください。

Re: No title

おひさんへ

ありがとうございます^^
慎重に歩いていますので
いつも時間がかかります(^^;)

ウスユキソウ

木曽駒ヶ岳に行った時あれが「コマウスユキソウ」ですよと教えてもらい、調べたら変種なら谷川岳にもあるではありませんかホソバミネウスユキソウ
庚申山にもあるんですねウスユキソウ、実は昨日女峰山に行ってウスユキソウらしき花を見つけました ウスユキソウ?と思い調べてみました これもまた少し種類が違うんですね いや~素人には奥が深いですね 高山植物

Re: ウスユキソウ

レンテンさんへ

そうなんですよね~
ウスユキソウでも頭に何かしらつく〇〇ウスユキソウ
庚申山のも〇〇ウスユキソウなのでしょうけれど
調べきれないです(^^;)
山の地質により葉の色が変われば名前が変わるものもあるし
きりがないです(^^;)
女峰山ですか!満喫していますね~
私は主人の実家から帰宅したばかり
山には行けてないです・・・