日本三大急登の谷川岳・西黒尾根へ - 【片手よつこのてくてく山歩き】

日本三大急登の谷川岳・西黒尾根へ

P7034466_convert_20160707095846.jpg
谷川岳 トマノ耳 1963m  / 西黒尾根 標高差 1300m



登山を始めてから丸2年
ようやく3年目に突入しようとしている今日この頃
昨年はロープウェイ利用で登った谷川岳
いつかは挑戦したいと思っていた西黒尾根
ついにその時がやってきました・・・

平成28年7月3日(日) 曇り/雨
メンバー:10人(山岳会)  ・西黒尾根コース組(6人)  ・ロープウェイ組(4人)


今日は山開き祭という事で、ロープウェイ入口付近では各スポーツメーカーがこぞってお店を出店していました。
そして、本日限定で早朝5時よりロープウェイ運行。
肩の小屋では先着1000名に登頂記念木札販売とあって、大勢のハイカーで賑わっています。

ではスタート!
7:10
P7034430_convert_20160706211216.jpg
2年前、登山を始めるにあたり、初めての山行に選んだのが一ノ倉沢までのトレッキング
あの時は「山頂なんてとんでもない><」、トレッキングで十分というレベルでした。
その時に、この西黒尾根入口を横目に見て「こんな所からロープウェイも使わずに登るなんてありえない」と
思っていました(^^;)


P7034433_convert_20160706211341.jpg
序盤はまあまあ想定内の急登ですが、散々歩いて「あと3時間」という道標を見ると
ちょっとめげます(^^;)

P7034434_convert_20160706211406.jpg
少しだけ、緩い道があり、心拍数が落ち着きます。


P7034447_convert_20160707102405.jpg
ようやく樹林帯を抜けました!
見晴らしも良くなり気分が高まります!
本日の健脚メンバーです。
男性1名、女性5名    女の方が強いんでしょうか(^^;)

P7034441_convert_20160706211607_2016070710260852a.jpg
この辺りはヨツバヒヨドリが沢山ありました。
遠くに天神平が良く見えます。


P7034450_convert_20160706212226.jpg
ぬかるんだ樹林帯は終えたので、いよいよ蛇紋岩の急登本番です!


P7034452_convert_20160706212350.jpg
え~~~・・・・・・
最初の急登を登りきった所で、私の足がつりまして・・・Σ(ω |||)
初めて68番(漢方)の出番がきましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
この2年間で、急登も随分慣らしてきたと思うのですが、多分先週の八ヶ岳の疲労がまだ
回復しきれていない事と、3週連続百名山な~んて事をやっているので
流石の山バカも、足に無理がきてしまったようです(^^;)
今、写真を撮ってもらっているこの時、まさに足つっている状態です(^^;)


9:24
P7034453_convert_20160706212443.jpg
すみません ━(´ェ`)━
足が復活するまで、しばし待って頂いております・・・



P7034456_convert_20160706212522.jpg
少し良くなったので、歩き出すと、見えてきました万年雪!
素晴らしい!
でも少ないですね・・・
今年はダムの水不足で、ニュースでも随分騒いでいますが、この絶対に解けない万年雪が
今年は、もしかしたら解けてしまうかも・・・なんていう噂もあります・・・


P7034461_convert_20160706212854.jpg
あ~~~~っ!キターーーーッ!
鎖があるのに、使わずに右寄りを登っているという事は、蛇紋岩がそれ程滑るという事です・・・

この後に、更に急登になっていく訳ですが、流石にもう写真を撮っている場合ではなくなりまして
一か所だけ、どうしても自分の力だけでは登れない箇所がありました(><)
蛇紋岩の1枚岩が縦に2枚立ちはだかっておりまして、鎖もなく、足も全く引っかける場所がなく
岩と岩の間に足を突っ込んで移動する訳なんですが、上にも横にも進めず・・・
岩に抱きついたまま、固まってしまいましたヽ( ̄д ̄;)ノ

メンバーに上から引っ張ってもらい、下から押し上げてもらい、やっと脱出出来ました。
日本三大急登、舐めてはかかれませんΣ( ̄。 ̄ノ)ノ


9:50
P7034463_convert_20160706212943.jpg



P7034465_convert_20160706213155.jpg
こんな所にも60年に1度咲く、熊笹の花がp(*^-^*)q
苗場山の時よりも、あちらこちらで、結構沢山見られました。


9:55
P7034470_convert_20160706213349.jpg
西黒尾根ガレ沢の頭/巌剛新道の分岐



P7034472_convert_20160706213526.jpg
いいタイミングでトンボが映り込んでいました^^


P7034491_convert_20160706214333.jpg
山の天気は変わりやすい・・・
あっという間に雲が・・・


P7034493_convert_20160706214352.jpg


P7034501_convert_20160706214702.jpg
これが有名な氷河の跡
天気でも良くて乾いていたら、ヘビの甲羅干しのように寝そべってみたいですが、
悪天候になってきてツルッツルッなので、そんな冗談を言っている場合ではありません(°_°)
そんなふざけた事をしたら滑り台のようにサーッと落っこちていくでしょう((((;゚Д゚)))))))

ベテランメンバーに「こんな天気の悪い日に撮影しないで、もっと天気のいい日に撮らなくちゃ」と
言われましたが、天気が良くても次はいつ来られるか分かりません・・・
ましてや単独では絶対無理だし・・・


P7034502_convert_20160707093442.jpg
大分視界が悪くなってきました・・・
前を行く若者達のペースが次第に落ちていき・・・
終いには休憩に入り・・・

平均年齢は間違いなくこちらのグループの方が上ですが、先頭を行くE子さんのペースは
落ちる事なく・・・「お先に~♪」・・・と余裕です(^^;)
恐るべし(´・Д・)


P7034513_convert_20160707093727.jpg
標識が・・・
雪の重みで曲がってしまったのでしょう・・・

P7034514_convert_20160707093750.jpg
もうすぐ山頂です。
この辺りは視界が悪いと、わかりにくいという事で、この道標を決して見落とさないように
との事でした。


11:30   (スタートから4時間20分)
P7034518_convert_20160707093916.jpg
着きました、肩の小屋です!

先に到着しているロープウェイ組と合流です。

今日の本来の目的は慰霊登山という事で、小屋から草原になっている先に
山岳会の亡くなった方の遺骨が散骨してあるらしく、慰霊碑参りなので
代表の方々は、お参りに行きました。
道はないので、草花を踏んでしまうため、大勢で行く事は避け
残りのメンバーは、先に昼食休憩しました。


昼食を済ませ、希望者だけ山頂へ行きました。

P7034525_convert_20160707094111.jpg

P7034522_convert_20160707093934.jpg

P7034523_convert_20160707094053.jpg


下山開始
復路は全員一緒にロープウェイ利用しました。
あんなツルッツルッの西黒尾根を下山する勇気はまだありません(。>(ェ)<。)


P7034527_convert_20160707094146.jpg
天狗のトマリ場は、昨年大混雑で上がる事が出来なかったので、記念に撮ってもらいました^^
この天候じゃあ人も集まらないよね~(^^;)


P7034529_convert_20160707094228.jpg
熊穴沢避難小屋到着


雨が降っていたのでもくもくと下山したため、下山時の記録なし


帰りはYさんお勧めの「大とろ牛乳」という、なんとも不思議な食感の新感覚デザートを頂いてきました(*^_^*)
P7034533_convert_20160707094324.jpg

Yさんは牛乳がキライなんだそうですが、これなら食べられるそうです^^
私ははちみつ、Yさんはチョコレートをチョイス
コラーゲン入りで、なんともお肌によさそうなスイーツです^^
少し凍っていてシャリシャリして、スムージーのようなシェイクのような食感です(*^_^*)
谷川岳に来た際には是非、お勧めですo(^▽^)o
P7034534_convert_20160707094340.jpg


最後に温泉で汗をサッパリ流して帰りました^^

P7034536_convert_20160707094304.jpg

P7034537_convert_20160707094425.jpg


手に入れた、先着500名の「谷川岳もんちっち」と、先着1000名の「谷川岳登頂記念木札」
P7074544_convert_20160707094445.jpg






谷川岳・西黒尾根コースの植物


謎の植物
検索にはちょっと時間がかかりそうです。
P7034431_convert_20160706211245.jpg
見つけましたよ~
ウリノキの花でした~
もうちょっと良く撮れれば良かったのになあ~

大きな葉が瓜の葉に似ていることから「瓜の木」/ウリノキ科・ウリノキ属(落葉低木)
山間部の谷筋の樹林帯に多いそうです。




カニコウモリ
P7034439_convert_20160706211503.jpg




ユキザサ
P7034440_convert_20160706211528.jpg
今年は随分とユキザサの花を見てきましたが、もう実になっているんですね~
季節の移り変わりを感じます。




ヨツバヒヨドリ
P7034445_convert_20160706212024.jpg

P7034442_convert_20160706211635.jpg




ニッコウキスゲ/ワスレナグサ科・キスゲ属(某植物図鑑ではこのように記載)
Wikipediaでは、ススキノキ科・ワスレナグサ属と紹介されている・・・
P7034444_convert_20160706211722.jpg
ニッコウキスゲと呼ぶのが一般的になっていますが、本当はゼンテイカ(禅庭花)というのが正しいらしく
別名がニッコウキスゲなんだそうです。




ヤマブキショウマ
P7034449_convert_20160706212146.jpg

P7034530_convert_20160707164102.jpg




クルマユリ
P7034457_convert_20160706212601.jpg
まだ咲いていなかったのが残念(><)




オオカラマツ(大唐松)
P7034458_convert_20160706212652.jpg




イブキジャコウソウ
P7034459_convert_20160706212708.jpg

P7034485_convert_20160706213935.jpg

P7034486_convert_20160706213959.jpg




ヤマトキソウ
P7034460_convert_20160706212741.jpg
もう見頃は過ぎてしまったようですね・・・残念




ネバリノギラン
P7034462_convert_20160707160401.jpg
あまり立ち止まっている余裕がなく、歩きながらの撮影にて・・・




イワシモツケ
P7034467_convert_20160706213238.jpg




ジョウシュウオニアザミ
P7034469_convert_20160706213331.jpg




オオカサモチ(大傘持)
P7034473_convert_20160706213626.jpg

とにかくデカイので目立ちます!
1本しか見かけませんでした。

P7034474_convert_20160706213650.jpg



クガイソウ/ゴマノハグサ科
P7034475_convert_20160706213729.jpg




コメツツジ
P7034483_convert_20160706213852.jpg

P7034484_convert_20160706213909.jpg




オオバギボウシ
P7034476_convert_20160706213804.jpg


これもオオバギボウシなんでしょうかね?
咲きはじめ?
P7034489_convert_20160706214104.jpg




オオヤマレンゲ/モクレン科
P7034539.jpg

これは貴重です。
稀にしかお目にかかれない落葉低木。
E子さんが場所を知っていたので見る事ができました\(^o^)/

ただ、崖下にあるので、上から覗き込むようにしないと見られないので
正面から撮る事は出来ません(><)

P7034540.jpg




ヒメシャジン
P7034487_convert_20160706214016.jpg
ヒメシャジンにオオカラマツが混じって咲いています。

P7034488_convert_20160706214033.jpg




シモツケソウ
P7034490_convert_20160706214130.jpg



チシオシモツケ(血潮下野)/バラ科
P7034495_convert_20160706214503.jpg
名前の由来:会津藩士の赤い血で葉脈が染まったとか言われ ている
シモツケソウの変種
山地から稜線まで 自生する多年草。三国山で発見 命名された。葉脈が濃紅色。
上越県境に多い  <谷川岳花と登山ガイドより>

下記のHPにて詳しく紹介されています。
赤谷の森 語ログ-AKAYA no Mori Catalog-




ハクサンオミナエシ/別名・コキンレイカ
P7034494_convert_20160706214429.jpg
オミナエシの花期が秋なのに対して、ハクサンオミナエシは夏が花期です。




ホソバヒナウスユキソウ/キク科
P7034496_convert_20160706214535.jpg



ミネウスユキソウ/キク科
P7034497_convert_20160706214610.jpg




ハナニガナとホソバヒナウスユキソウ
P7034504_convert_20160707093517.jpg




ハナニガナとホソバヒナウスユキソウとネバリノギラン
P7034503_convert_20160707093500.jpg




ガクウラジロヨウラク
P7034498_convert_20160706214642_20160707205911f13.jpg
ウラジロヨウラクの変種。北海道~本州中部地方以北の山地~亜高山帯に分布する。
ウラジロヨウラクとの違いは萼が長いこと。また、ウラジロヨウラクは太平洋側に多く分布し、ガクウラジロヨウラクは日本海側に多く分布している。





ミヤマダイモンジソウ  ウラベニダイモンジソウ(裏紅大文字草)/ユキノシタ科
P7034538.jpg
岩場だったため、撮影時間取れず・・・

ミヤマダイモンジソウの品種で、葉の裏が紅色になったもの。
(ミヤマダイモンジソウそのものがダイモンジソウと同一の考え方あり)。
ミヤマダイモンジソウが蛇紋岩地に地質に合わせて変化したもの。




ハクサンフウロ
P7034508_convert_20160707093552.jpg




クガイソウとハクサンフウロとジョウシュウオニアザミの3点セット
P7034510_convert_20160707093620.jpg




タニウツギ
P7034511_convert_20160707093637.jpg




ヨツバシオガマ
P7034516_convert_20160707093842.jpg




イワカガミ
P7034515_convert_20160707093822.jpg
今年は沢山見ましたが、もう見納めです。
また来年会いましょう^^




ミヤマキンポウゲ/キンポウゲ科
P7034520_convert_20160707093951.jpg

肩の小屋付近に沢山咲いていました

P7034521_convert_20160707094008.jpg




ハクサンシャクナゲ
P7034526_convert_20160707094129.jpg
復路の途中に1本だけありました
これも今年はもう終わりですね




今回はかなりの急登で、健脚揃いのメンバーにつき、撮れなかった花がまだまだありました。

ヤマアジサイ・ツクバネソウ・ギンリョウソウ・ハクサンチドリ・ツルアリドウシ・キンコウカ・アカモノ・ホタルブクロ

他の山で、すでに撮影済のものもあったので、まあいっかと思える花もあったのですが、
キンコウカだけはまだ撮影した事がなかったので後悔(;д;)

あ~
ウラジロヨウラクやタニウツギは、他の山で何枚も撮影済なのにまた撮ってしまった・・・
なのにキンコウカが撮れなかった・・・残念


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント